全体
AC100Vと三相200Vの両方の仕様は、機械の性能においてほぼ同等です。モーター出力などのパフォーマンスは、どちらの仕様モデルでも同じレベルに調整されています。つまり、どちらの電源仕様でも、同じような作業やタスクを実行する能力を持っています。
主な差異は、電源の形態と使用環境にあります。AC100Vは一般的な家庭や小規模な事業所で使用されることを想定しており、一般家庭用のコンセントから直接電力を供給します。(※)一方、三相200Vは大規模な工場や産業施設で使用されることを想定しており、産業用の電源に適合します。
したがって、お客様の使用環境や電源に応じて、どちらの仕様が最適かを選択することが重要です。機械の性能に大きな差はないため、パフォーマンスや機能面での違いはほとんど感じられません。お客様のニーズや環境に最も適した電源仕様を選択することが、より良い使用体験を得るためのポイントとなります。
(※)AC100Vは、電圧降下の影響を受ける場合がありますので、コンセントと機械の1対1で、かつなるべく短いケーブルで接続することをおすすめします。
時間指定はできませんが、予め着日指定をご連絡ください。
着日指定をせずに事前に配達のご連絡をご希望されるお客様がいらっしゃいますが、事前連絡サービスを行っている運送会社様はありません。ドライバーさん、営業所員さんの善意で事前連絡をしていただいています。
また事前連絡が無い場合はもちろん、連絡があった場合でも、お客様のご準備と合わない場合がございますので、送り状番号ご連絡直後に配達店へ配達予定日をご確認ください。
特にチャーター便の場合が多いですが、準備が間に合わずに後日の配達をご希望されますと、追加の再配達送料がかかりますので、ご了承ください。
お客様が降ろせても、運送会社様が了承しませんと配達できません。
お近くの運送会社様(西濃運輸、名鉄運輸)営業所へお問い合わせください。
その際、通常配送トラック以外の配達をご希望される場合は、チャーター便となりますので、追加送料がかかりますので、ご了承ください。
クレーン系の機材のご準備が有る場合は、4t車が入れる場所かどうかご確認ください。運送会社様が可能と判断した前提となりますが、ウィング車で配達されるかもしれません。
上記以外の通常配送は、ほとんどの場合2t車の箱車となります。フォークリフト以外での荷降ろしが難しい事をご理解いただけますと幸いです。
配達当日にドライバーさんの判断で荷物を持ち帰った場合に、お客様が再配達をご希望されますと、追加で再配達送料がかかりますので、ご了承ください。
お客様による組立が必要です。
本製品は、自動車整備士、二輪自動車整備士又は、整備に関わる一般的な知識を有する方を前提に作られておりますので、知識を有する方による組立が必要になります。
一部製品の組み立て手順動画をご用意しております。
こちらのページ(製品機器取扱い資料)から、該当する製品をお選びください。
弊社取り扱い整備機器は、屋内専用機器です。
屋外に設置し、雨等により水分が付着しますとサビが発生しますので、屋内でご使用ください。
屋外のご使用、保管で発生した不具合は、保証対応に応じられませんので、ご理解くださいませ。
インバーターを使用してタイヤチェンジャーやホイールバランサーを動作させることは出来ると思いますが、故障のご報告が多くなっています。
インバーターを使った上での故障に関しましては、保証対象外となりますのでご注意ください。
SKTOKI 910HB
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→入力数値の単位がグラム/オンスで表示される
何かの拍子に入力数値の単位が変わっていた場合は、単位変換を行います。
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→軽量タイヤのとき、バランスが取りにくい
軽量のタイヤ・ホイールセットは、センサーがデータを正確に拾えない場合があります。
このような場合は、コーンを2つ使用して測定することが可能です。
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→一部のホイール形状では、クイックロックナットが接触してしまう
一部のホイールは形状により、クイックロックナットと接触し、締め込むことが出来ない場合があります。
このよう場合は付属のキットを使用し、バックコーンで測定することが出来ます。
初めにクイックロックナットを付属のキットでバックコーン用に組み立てます。
上記のクイックロックナットを使用し、バランス測定を行います。
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→スタートボタンを押しても回転しない
ベルトの緩み、モーター位置の確認を行ってください。
その上、改善しない場合は、電源基板確認やモーター確認を行います。
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→ホイールが固定できない
回転シャフト中央のプラスチック部分は、スプリングがありますので、押し込むことができます。
コンピューター基板交換後やバランス測定が取りにくい、取扱説明書記載の校正を行っても測定結果が良くならない場合は、工場出荷時校正を行ってください。
工場出荷時校正の手順は、下記動画をご確認ください。
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→Err SPが表示される
回転速度が足りない場合や回転センサー(エンコーダー)から信号を収集できない場合に表示される場合があります。
下記内容をご確認ください。
1.モーターやベルトに異常が無いか確認してください。
2.回転センサーがリングギアに接触していないか、付近に埃や汚れが無いか確認してください。
3.上記内容に問題が無い場合は、回転センサーの動作確認を行ってください。
回転センサーの動作確認方法は、下記動画をご確認ください。
4.上記内容に問題が無い場合は、コンピューター基板の動作確認を行ってください。
コンピューター基板の動作確認方法は、下記動画をご確認ください。
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→回転が止まらない
スタートボタンを押した後に力なく回り、バランスを測れずまた、エラーも表示されずに回り続けている場合は、ブレーキ抵抗器の故障が考えられます。
こちらのPDFにまとめてありますので、ご確認ください。→Err rEUが表示される
ホイールが逆回転している場合に表示されることがあります。電源コードなどが正しく配線されているかご確認ください。
三相200V仕様でホイールが逆回転(タイヤの正面に立ち、反時計回りの場合は逆回転です。)しているのが確認出来た場合は、電源コードの2本(青・茶)を入れ替えて動作をお試しください。
スタート後、ホイールが停止したまま回転しない場合は本体天板を外し、ベルトが外れていないかご確認ください。
ベルトが外れていなく状況が改善しない場合は、電源をOFFにした状態でホイールを手で押して15秒程回転させてください。その後、電源をONにして動作するかご確認ください。
上記確認を実施しても改善されない場合は、モーターなどの故障が考えられます。実施した内容を控えていただき、ご連絡ください。
TAMP RA1
モーターや回転センサー(エンコーダー)の故障がある場合に表示されることがあります。
下記内容をご確認ください。
- モーターが正常に作動しているか確認してください。可能であればモーターケーブルを200V、或いは100V電源コードに直接接続してください。モーターが正常に回転すれば、モーターは故障していません。
- 回転センサー(エンコーダー)の位置とコンピューター基板のプラグ(コネクタ)が緩んでいないか確認してください。
- リングギア、または、回転センサーの表面と間に埃や汚れが無いか確認してください。
- 上記内容に問題が無ければ、回転センサーの調整(※)を行ってください。
- 回転センサーに問題が無い場合は、コンピューター基板を交換してください。
※回転センサー(エンコーダー)の調整方法
回転センサーを固定しているネジを緩めます。次にシャフトに付いているリングギアの歯の部分で、回転センサー基板のセンサー部を遮るように回転センサー基板の高さを調整します。その時にリングギアと回転センサーが接触しないように調整してください。
100gのウェイトを使っていないと表示されることがあります。 また、校正方法を実施している際に表示された場合は、手順通りに実施しているかをご確認ください。(ウェイトを取り付ける手順の内側、外側を逆に行っていないかなど。)
100gのウェイトを使用しているのにエラーが表示される場合は、下記内容をご確認ください。
- アンバランス値が出てしまうタイヤ・ホイールセット以外でやった場合、バランス結果はどんな数値が出ますか?
- シャフトはキチンとガタが無く止まっていますか?タイヤ・ホイールはクイックナットでしっかりバランサーにセットされていますか?本体シャフトとはめ込みシャフトのゼロ位置が合っていますか?
- バランサー本体に衝撃を与えてないですか?(タイヤ・ホイールセットをぶつけた 等)
- 校正時に、校正に使用するタイヤ・ホイールの寸法を入力してから、校正をしていますか?(例えば、13インチのタイヤ・ホイールを使用して校正するのに、入力データは15インチのままではないですか?)
ホイールバランサー
次のようなお悩みがありますか?
「15、16インチまでなら2回程の測定でバランスが取れるが、17インチを超えてくると、3、4回測定が必要になってくる。」
このような場合は、アンカーでホイールバランサーが固定されているかをご確認ください。
小さいタイヤでは、回転時にあまり振動しませんので、アンカーで固定されていなくても測定への影響は小さいですが、大きいタイヤになってきますと、回転時に振動するようになります。
大きいタイヤを多く作業される方は、アンカーで固定するようにしましょう。
また、床と固定されていたとしてもプレハブ小屋など、床自身が揺れるような構造の作業場ですと、同様に測定への影響が出てきます。
初めに
- 200V機をご使用の方は、スタートボタンを押した時、シャフトが時計回りに回転している事を確認してください。反時計回りに回転する場合は、配線が間違っています。配線を訂正してください。
- バランサーを使用する際は、「ホイール+タイヤ」のセットでご使用ください。本機はホイール単体のバランスを測定する物ではありません。
コンピューター基板交換後やバランス測定が取りにくい、取扱説明書記載の校正を行っても測定結果が良くならない場合は、工場出荷時校正を行ってください。
工場出荷時校正の手順は、下記動画をご確認ください。
※この図は、プラグ側を表しています。壁内コンセントの穴位置ではありません。
1.上図のようにピンへ電線を仮止めします。
2.バランサー本体の電源を入れてタイヤホイールセットを取り付けたら、スタートボタンを押してください。
3.タイヤの回転が時計回りに回転すれば、仮止めを本締めして終了です。
4.タイヤの回転が反時計回りの場合は、1で仮止めした青色と茶色(茶色と赤色)の電線を入れかえて、再度回転方向を確認してください。時計回りに回転すれば、仮止めを本締めして終了です。
正しいウェイト位置に貼り付けているかをご確認ください。
例えば、ALU2モードで下図の貼り付け位置は、間違っていますので、ご注意ください。
モードによるウェイト位置については、取扱説明書をご確認ください。
タイヤチェンジャー
2柱リフト
接触器とトランス間の電線コードにリミットスイッチの電線コードを割り込ませます。わかりにくい場合は、電源とリフト本体の電源ユニット間の電線コードにリミットスイッチの電線コードを割り込ませます。
詳しくは、下記の画像をご確認ください。
注)コードの色は、変わる場合があります。
シザーリフト
作動油を交換した後など、モーターが動作しているにもかかわらず、リフトが上昇しないことがあります。これは、エアーがかんでいる可能性がありますので、下記手順をお試しいただき、エアーを抜いてください。
注)少量のエアー抜きは、4、5回上下降することで、解消します。こちらの手順は、エアーがかんだ状態でリフトが動作しない場合にお試しください。
- 赤丸箇所のソレノイドで動作するエアオペレイト弁のつまみを回して緩めます。
- UPボタンを押して、リフトが上昇するまで待ちます。
- リフトが動き出したら、UPボタンから手を離し、エアオペレイト弁のつまみを回して締めます。
- リフトが動き出さない場合は、次の手順を行ってください。
※この作業はオイルが出ますので、準備をしてから作業してください。
- 赤丸箇所のボルトを六角レンチで緩めます。
- UPボタンを押して、緩めたボルトからオイルが出てくるまで待ちます。
- オイルが出てきたら、UPボタンから手を離し、六角レンチでボルトを締めます。
- リフトが動作するかご確認ください。
AC100Vや単相200Vは交流電源であり、プラスとマイナスの極性はありません。
交流電源は正と負の極性を周期的に切り替えるため、極性の考慮は必要ありません。
したがって、どちらにつないでも構いませんが、気になる方は次のようにつないでください。
茶色が黒、青色が白でつなぎます。
緑と黄色のストライプ線がアースです。
リフトの下降をする場合、ロック板を完全に外すため一度上昇します。
この時、ロック板を持ち上げる電磁ソレノイドが動作していない場合が考えられます。
電線接続部が緩んでいないか、断線していないか、電磁ソレノイドが焦げていないかなど、問題が無いかご確認ください。
問題があった場合は、電磁ソレノイドや電線の交換が必要です。
接続部の緩みのみの場合は、しっかり結線すると直る場合があります。
電磁ソレノイドを交換、ご注文される場合は、形状の確認をさせていただきますので、写真に撮ってメールにて送信してください。
電線の断線がある場合は、お近くのホームセンターなどでご購入して交換してください。
油圧シリンダーの交換が必要となった場合は、下記動画をご確認ください。
※この動画の内容は、あくまでも参考として提供しているものであり、正解を保証するものではありません。作業を行う際は、お客様の自己責任において行っていただくようお願いいたします。
電気関係に問題が無い場合は、モーターが逆回転している場合があります。
電源プラグにつないでいる3本の配線のうち、2本を入れ替えて接続し直し、動作するかご確認ください。
モーターが動作しない場合や電源ランプが点灯しない場合は、操作パネルを開けて内部をご確認いただき、ヒューズが切れていないかご確認ください。
切れている場合は、ヒューズの交換を行ってください。
なお、保証期間内でヒューズが切れた場合は、弊社で動作することを確認してから出荷をしている為、保証対象外とさせていただきます。
油圧ホースのカプラーにエアーがかんでいる場合や、カプラーがしっかり接続していない場合に発生します。ご使用前にしっかり接続しているか、ご確認ください。エアーがかんでしまっている場合は、油圧を下げないとリフトを下降させることが出来ません。ロック時は圧がかかりませんので、ロック出来る場合はこのタイミングで作業を行ってください。ロックが出来ない場合は、オイルを抜く必要があります。作業中はオイルが噴き出す場合がありますので、お気をつけて作業を行ってください。
また、「SKTOKI 320HS」モデルで、ロックが解除されないために下降しないような場合は、ポンプとリフト間のエアーホースが、折れていないかご確認ください。特に「SKTOKI 320HS」モデルは、操作パネルケースがコンパクトな為、内部でエアーホースが折れている場合があります。折れている個所がありましたら、まっすぐになるようにして下降するかお試しください。
ガラガラとポンプユニットから音がして、リフトが上昇しない場合は、電圧降下をしていることが考えられます。
電源タップや延長リールを使用している場合に多く発生します。
このような場合は、ブレーカーから直接つないで動作をご確認ください。
なるべく分配されていない環境でご使用ください。
分配されていなければ、延長リールも使用可能な場合があります。
それでも、症状が変わらない場合は、状況動画を撮影し、ご連絡ください。
コンプレッサー
下図の赤丸箇所からエアーが漏れる場合は、次のことをご確認ください。
1.ホースが緩んでいないか確認し、ナットを締め直してください。
2.圧力調整弁にゴミ、汚れなどがないか、ご確認ください。また、スプリングなどに異常がある場合は、部品の交換が必要です。
3.圧力調整弁の掃除をしても改善し無い場合は、圧力スイッチの交換が必要です。
圧力スイッチの電気配線が緩んでいないかご確認ください。
正しい接続方法は、次の画像の通りです。